think Airi project

十時愛梨を考えるブログ。




Memo 2019-08-20

 考えに考え尽くして、更に考え抜いたものを書くのがこのブログのスタンス。
ではあるけれども、ちょっと考えがまとまらないものも沢山出てきたので、徒然と書き連ねてみる。
独り言に近いので、読みにくいとは思うがご容赦をば。

 

・夏が終わる

いま一番困っているのが、これ。

実は前々から「海の家アイプロ」を解説したいと思っているのだけれども、これがうまくまとまらない。大まかな方針としては「アイプロ以前はマイペースで天然だと思われていた愛梨が、実はアニメで司会をちゃんと回せる子であることが判明して、その最中で、アイプロでリーダーシップを取ったのだ」みたいなことを言えばいいし、そこからゼッケンズコミュとかに話を持っていけば良い気もするけれども、十時愛梨のリーダーシップってこれ、スウィートラヴァーズのところでも書いた気がする。

それとアニデレを語るなら、むしろアニデレでの十時愛梨をちゃんと語ったほうがいいんじゃないか、と思ったら、もう夏がさよならしそうだった。あろはー。

ところで押忍にゃんがイベント曲に抜擢されたから、今年もさよならアロハはさよならですね。これは…秋にスイラヴァ曲なんじゃないだろうか…。

ところでスイラヴァって、ダイハツの昔のCMっぽいですよね。ちょっとゔぃっくり。

 

・名刺をたくさん刷りたい

このブログを大いに宣伝しようと思うんです。だって十時愛梨ダイマになるし。書いてることに自信はあるんです。

なのでせっかくライブシーズンなので、めっちゃくちゃ名刺交換しようと思っているんです。こないだコミケの2日目の未明に発注したら、その日の昼には100枚刷れたので、あー案外発注しちゃうのもありだなぁ、と今更思ったりして。

ただ、片面印刷なので裏面にブログのQRコードを載せたやつでも作ろうかな、とか。いやむしろ、ブログの宣伝用の名刺は別で作ったほうがいいかしら。

ç»å

 

・ユニットの考察は大変だ

スイラヴァの記事書いてわかったんですけど、ユニットの考察ってめちゃくちゃ大変ですね。愛梨Pでかな子Pだから書けたけど、ふわっとカントリーはどうすればいいんだ。

でも、ふわっとカントリーの考察は書きたいんです。推したいので。

一つの方向性としては、及川雫って強いので、十時愛梨の「強さ」と及川雫の「強さ」を比較する、というのを考えてるんですが、ただそれは個人対個人の話になってしまって、ユニットとしての話じゃなくなってしまうんですよね。そこがすごく難しい。

ロワで再登場してほしいけど、公式展開頼みは何か癪だー。

 

・そのほか、やりたいこと

・初期レアを解説したい

・[空のおくりもの]を解説したい

グラブルコラボを解説したい

 

あとは、「十時愛梨にとってのアップルパイ、愛梨Pにとってのアップルパイ」なんて話も書いてみたい。

アップルパイ売ってたら、何故か無性に買いたくなっちゃうんですよね。何故か。でも十時愛梨にとってのアップルパイって、作れるケーキのレパートリーのひとつであって、何ならモバマスではシフォンケーキとかも作ってるわけだけど、でもやっぱりアップルパイなんですよね。

ただ、かな子Pと比べると(いや比較対象として妥当なのか疑問ではあるけど)愛梨Pってあまりスイーツを食べない気がするので、スイパラコラボへの登場を狙うなら、大々的に食べていかないといけないんじゃないだろうか。いやスイパラは狙わずアップルパイ専門店とのコラボを狙うべきなんじゃないだろうか。何の話だこれ。

まあ、漠然とした感覚なんですけど、愛梨Pってアップルパイが好きだから愛梨Pなんじゃなくって、愛梨が好きだから愛梨Pであって、愛梨を感じられるからアップルパイが好きなんですよね。(ところで法子Pはドーナツ好きから法子Pになる割合ってどうなんだろう。なお、甘党のかな子Pは多い)

 

というわけで、Sweetches担当Pで集まってスイパラ会とかしたいね。着地点これでいいのか。

 

書きたいものはあれど、うまく形にならない今日このごろ。

きっと、そのうち完成するので、お付き合いのほどよろしくおねがいします。

Think Airi 022 世界よ、これがスウィートラヴァーズだ

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今回は三村かな子十時愛梨のユニット、「スウィートラヴァーズ」について考えてみます。

 

 

2人の掛け合いについて

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モバマスでは「アイドルトーク」が発生する組み合わせとなっており、編成に2人を加えていると、上のような掛け合いを見ることができます。

愛梨が18歳の大学生、かな子が17歳の高校生ですが、かな子が愛梨に話しかけるときは「だよ」になることが多く、一方、愛梨はよほど歳が離れていない限り「です/ます調」で語りかけることが多いので、愛梨からかな子へは概ね「です/ます調」になっているのが2人の会話の特徴になっています。

ちなみに愛梨は身長161cm、かな子は153cmで、意外に身長差があるユニットでもあります。

 

初登場は「第2回アイドルLIVEロワイヤル」

2013年12月に開催された同イベントにて初登場。3日目と7日目(最終日)のスペシャルゲストLIVEユニットを務めていますが、3日目はかな子が、7日目は愛梨が喋る形式で互いの掛け合いはありませんでした。ちなみに衣装はかな子が[メルティスイート]、愛梨が[スイートバレンタイン]です。

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その後、長らく音沙汰が無かったのですが、2018年2月の「第35回ドリームLIVEフェスティバル 節分SP」にて6日目のスペシャルユニットとして再登場。*1衣装はかな子が[クリーミィトライフル]、愛梨が[ほろふわシフォン]でした。

 かな子:みなさんっ、とっても甘くて温かなひとときはいかがですか?
 愛梨:まだまだ寒いですっ!一緒に心の芯からぽかぽかしましょう♪

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3度めの登場は2018年5月の「第29回アイドルLIVEロワイヤル」の4日目。スペシャルゲストLIVEユニット「スウィートラヴァーズの極上バスタイム」として、温泉からの中継での参戦を果たしました。

 愛梨:みなさ~ん、聞こえますか?私たち、温泉に来ています~♪
 かな子:今日は特別にお風呂から、極楽気分の歌声をお届けしますね♪

衣装(?)は[桜色の華姫]の特訓前と[はずむ花の湯]の特訓前。2人のバスタオルの柄がそれぞれ、かな子の「髪飾りの花」と愛梨の「ペンダントのハート」をあしらっている点がポイントです。

ちなみに、こんな掛け合いも。

 愛梨:温泉で歌うと気持ちよくて…それにとっても暑くなりますね~
 かな子:た、タオル取っちゃダメですよ?ホントに最後の砦ですから!

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そして4度目の登場が、2019年7月の「第36回 アイドルLIVEロワイヤル」で、4日目のゲストユニット1枠目で登場しました。かな子が[桜色の華姫]の特訓後、愛梨が[ほのぼの花歌]と、和風の衣装が選ばれています。

 かな子:夏はお祭りの季節です。和風テイストなステージはいかがでしょう?
 愛梨:ほっこり甘いステージで、優しい気分になってくださいね♪

なお、「夏」という口上での登場ですが、それぞれの衣装の初出は、かな子は秋、愛梨は春で、両者とも季節が異なっています。

ちなみに今回は客席に向かって呼びかける場面よりも、二人の間での掛け合いが増えています。

 愛梨:ふ~…やっぱり着物は暑~いっ。かな子ちゃん、どうしよう?
 かな子:楽屋まで我慢だよ、愛梨ちゃん!冷たいドリンク飲んで、ほらっ

 愛梨:あとで和菓子パーティーしましょう!オススメの寒天があるんです♪
 かな子:いいですね!愛梨ちゃんのオススメなら、絶対おいしいですから♪

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以上、モバマスでは4度、ユニットとして登場しています。 この2,3年、モバマスでは古参のユニットが登場する機会が増えていますが、スウィートラヴァーズもその流れを受けて、2018年以降に登場頻度が上がっています。

なお、各登場時の衣装をまとめると以下のとおりです。

  三村かな子 十時愛梨
2013年12月 メルティスイート
2013年2月
スイートバレンタイン
2012年2月
2018年2月 クリーミィトライフル
2015年6月
ほろふわシフォン
2017年10月
2018年5月 桜色の華姫
2014年10月末
はずむ花の湯
2018年3月
2019年7月 桜色の華姫
2014年10月末
ほのぼの花歌
2019年3月末

表としてまとめると気づくのが、2018年以降の3度の登場では、愛梨は最新の衣装が選ばれているという点です。特に3回目と4回目では、かな子と同じコンセプトの衣装が愛梨に登場したのを見計らったかのような登場をしており、2人の衣装に統一感をもたせようという意図が垣間見えます。

ちなみに愛梨が着ていてかな子が着ていない衣装としては、クリスマスのサンタ衣装など、かな子が着ていて愛梨が着ていない衣装としてはウエディングドレスなどがあります。次の登場時にどのような衣装を着るのかも注目です。

 

意外な共通点 -ユニットのリーダーとして-

スウィートラヴァーズ以外での活躍も多い二人ですが、デレステに「パステルピンクな恋」と「絶対特権主張しますっ!」が実装された際には、それぞれのユニットでリーダーを務めています。ですが、その経緯やリーダーとしての行動を見ると面白い違いが見受けられます。

三村かな子が「サクヤヒメ」のリーダーになったのは、小早川紗枝が「魔法に掛かったら強いから」という理由で推薦したため。この推薦理由については改めて後述しますが、紗枝はんの見込んだ通り、かな子はリーダーとしてライブの成功に向けて張り切るのでした。

ところで、スケジュール調整などの根回しに奮迅する姿、そして、誰かの役に立てて嬉しいと語る様子は「縁の下の力持ち」というべきですが、実はこの表現は三村かな子を演じる大坪氏がかな子を指して度々口にしていたキーワードでもあります。

ちなみに「縁の下の力持ち」であることと引き換えに、かつては主役を務める場面が少なかったかな子ですが、2017年8月末には「アイドルプロデュース 夏島☆シーサイドLIVE!!」にて「妖精の女王」役(ゲーム内ではイベント上位報酬)を射止め、またその先月には大坪氏が5thライブツアー福岡公演でセンターを務め、「主役としての三村かな子」が2017年夏に鮮明に打ち出されました。その後もクレープアイチャレ、バレンタインTBSなどの活躍を見せています。

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一方、十時愛梨がゼッケンズのリーダーになったのは自らの立候補によるものでした。そしてリーダーとして初めてとった行動は「まず仲良くなる」と言い出したこと。その方針通りにボウリング場へと繰り出し、レッスン前に毎回ボウリングをするユニットになりました。

遊んでるだけにも見えますが、コミュを追いかけると、レッスンより先にチーム作りに取り組んだことが良い影響を及ぼしていることが各所で読み取れます。最も顕著なのが星輝子でしょうか。「ぼっち」であることに負い目を感じていた彼女は、愛梨の言葉で「ぼっちじゃなくて仲間がいる」という意識を強めていく様子がコミュを通して描かれていました。後に、輝子が同年代の「仲間」と3人でIndividualsとして舞台に立ったことは多くの方が知るところかと思います。

ただ、ユニットの結束が強まった点は愛梨本人に深い打算があったわけではなく、自然と結果が出ていた点が愛梨らしいところです。

また輝子に語る中で愛梨本人からリーダーに立候補した理由も明かされています。その理由は、頼るだけなじゃくて、自分も頑張りたいから、というものでした。これは[絶対特権主張しますっ!]十時愛梨の特訓エピソードコミュでも語られていますが、アイドルは甘やかされるだけじゃなくて、ファンを甘い気持ちにさせてあげないといけない、という愛梨の考えとも繋がるところかと思います。「愛されるプリンセス*2」だけじゃなく「ご奉仕するメイド*3」も似合うアイドル、十時愛梨らしいところではないでしょうか。

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2人にとっての「スイーツ」とは

2人のユニット名「スウィートラヴァーズ」。

その名の通り、2人の共通点はスイーツにあります。 ただそれだけではなく、2人のスイーツと向き合う姿も似通っています。そう、食べてくれる人の喜ぶところを見るためにスイーツを作る、という点です。スウィートラヴァーズとして登場したときにも、この点はよく現れていて、LIVEバトルのコメントでも勝ち負けより客席や相手に幸せな気持ちになってもらいたい、という2人の思いが垣間見えるものとなっていました。

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一方、2人には大きな違いもあります。それがよく現れているのがSweet Witches’ Nightのコミュです。このコミュではメンバーそれぞれが「オリジナルのスイーツを考案する」というストーリーが展開されますが、ここで愛梨は「アップルパイの魔女っ子」という前提で話が進みます。一方のかな子はどのスイーツを作るのか悩む、という点がテーマになっています。

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確かに振り返ってみると、かな子のソロ曲は「ショコラ・ティアラ」、アニメで話題になったのは「マシュマロキャッチ」、バレンタイン企画でコラボしたのは「ブルーミッシュのマカロン」…と、かな子は特定のお菓子に偏ることなく、様々なスイーツと縁があります。Sweet Witches’ Nightコミュでは、かな子は相手に合わせてお菓子を作ってきてくれる、と法子や雫が言っていますが、相手や状況に合わせて動いていく点は、かな子の行動パターンの特徴でもあります。

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ちなみに、愛梨の「アップルパイ」への思い入れは随所に現れています。例えば2017年の誕生日コメントでは「プロデューサーと一緒に食べたいケーキ」の一つとして言及されていましたし、2018年のホワイトデー企画*4でも「思い出いっぱいのアップルパイ」と言っていました。

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さて、かな子との対比で考えてみると、愛梨は割と自己主張をしていて、そして譲らないときが多々あることに気づきます。顕著なのは「デレステのコミュ4」です。

そして完成したアップルパイは刺激的なフレーバーが効いた「不思議なパイ」と表現されていますが、「刺激的な自分になりたい」という点は[パンプキンパーティー]のコミュで語られていたところですし、そして「アップルパイ」であることは変えずに「フレーバーを加える」という点は、実は十時愛梨であることを変えずに新しい味をプラスした[エレガンス・プラス]のテーマでもあります。

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なお、余談ですが、かな子も愛梨もCDのジャケットでは曲名に関係なく2人とも「いちごケーキ」を手にしています。
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二人にとっての「シンデレラ」

・「普通」と「魔法」の三村かな子

さて、パステルピンクコミュで紗枝はんが口にしていた「魔法」という単語は、三村かな子というアイドルを語る上で欠かせないキーワードでもあります。例えば初期N+でも次のような発言があります。

 すごいすごいっ、これが私ですか!?まるで魔法で変身したみたいっ!
 こんな可愛い服私が着てもいいんですか?!
 あのっ、Pさん、私ちょっとは可愛くなれました…?

 私を変身させてくれた素敵な魔法…。
 もしかして今度は「Pさんをもっと好きになる魔法」とか、
 使いました?

かな子がモバマスで過去21回登場した中で、「魔法」という言葉を口にしなかったのは[キャンディアイランド]と[包み込む幸せ]の2回のみ。デレステでも[ドルチェ・クラシカ]を除くSSR3種とイベントSR2種で登場しており、三村かな子を語る上で「魔法」という言葉が欠かせないことが、数字の上でもわかるかと思います。

では、なぜ彼女が「魔法」という言葉を口にするのかと言えば、初期Nで本人が言っていたとおり「なんの取り柄もない普通の子」という自己認識だったことが影響しています。「普通の女の子」だった自分に様々なものを与えてくれたことが「魔法」であり、プロデューサーは「魔法使い」だというわけです。

この構図、まさしくドレスを与えられて舞踏会へ出かけた「シンデレラ」ですよね。

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・「君となら私はプリンセス」の十時愛梨

三村かな子の初期N+の発言を見たので、同じタイミングで愛梨が何を言っていたか思い出しておきたいと思います。

 プロデューサー!私分かりました!
 私がトップアイドルになれば プロデューサーはトッププロデューサーになって、
 それでえーっと私がトップになって、
 アレ、どうするんでしたっけ?とりあえず、トップが目標です!

 Pさん、あのPと一緒に居ればトップアイドルになれると思うんですけど、
 ずっと一緒にいてもいいですか?

衣装に着た感想やアイドルになったことへの思いではなく、いきなり「トップアイドル」への思いを口にしています。その経緯は明言されていませんが、右も左もわからずアイドルになった自分に色々と教えてくれたPへ恩返しできることが何かを考えた、愛梨なりの答え、だとも言えます。

さて、プロデューサーと一緒にトップを目指す、プロデューサーと一緒なら輝ける、という愛梨の気持ちは、「アップルパイ・プリンセス」の「君となら そう 私はプリンセス」という箇所にも表現されています。言い換えれば、「シンデレラ」の登場人物でいえば「プリンセス」の横に並び立つ「王子様」がプロデューサーに当てはまるわけです。*5

つまり、十時愛梨とって「魔法使い」は勝手にアイドルのオーディションに応募した友人であり、「舞踏会」はオーディションであり、そこで手を引いてくれた「王子様」がプロデューサー。「王子様」が隣りにいるから「私はプリンセス」。これが十時愛梨にとっての「シンデレラ」なのかな、と思います。

 

まとめ

スイーツアイドルとして括られることが多い2人。それだけに2人の「違い」が言及される機会が少ないのも現状かと思いますし、私自身もかなり悩みながら書きました。この記事が、三村かな子十時愛梨2人への理解を深めていくきっかけになれば幸いです。

 

 

余談:私自身、愛梨Pでありかな子Pでもあるのですが、かな子Pは本当にスイーツを食べるのが好きな人が多い印象があって、ライブ現地でもかな子Pは名刺よりお土産のスイーツ交換のほうが多いイメージ。一方、愛梨Pはそこまでスイーツ食べない人が多そうで、かな子Pと愛梨Pでは「スイーツ」というものの位置づけが違うのかもしれない、と思ったり。

*1:ただしこの時のユニット名は「スイートラヴァーズ」表記

*2:カップオブラブ]

*3:[プライベート・メイド]

*4:プロデューサーが各アイドルへのお返しを渡す、という趣旨で、「調理法」「味」「見た目」の3つを選択肢から選んでアイドルが気に入りそうなお返しを作る仕組みだった。愛梨は「焼く」「さっぱり」「丸い」で「アップルパイ」を作るのが正解

*5:[シンデレラガール+]では「Pさんが白馬の王子様…?あ…馬、乗れるんですか?」という発言があったり、[カップオブラブ]で「えっへん、Pさんの王妃です~。…あれ、王女?」という発言があったりするので、愛梨の認識では「P=王子様」のようである

十時愛梨のSSR4種を解説する

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デレステでシンデレラフェスとスカチケ販売が始まりましたね!

[エレガンス・プラス]が初めてスカチケの対象になったことに加え、[プライベート・メイド]も通常よりも提供割合が上がっていますので、十時愛梨をお迎えしやすいチャンスです。そこで、今回は十時愛梨のSSR4種をざっと振り返ってみたいと思います。

 

恒常1】カップオブラブ

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プリンセスは、ドレスを1枚1枚脱ぎながら、ステキになっていくんです!

輝くティアラが示すとおり、カップオブラブのテーマは「元気いっぱいなプリンセス」。可愛らしく、ちょっと抜けているところがあって、でもたくさんの人の愛を受けて育った愛梨らしさが凝縮されています。愛されるアイドル十時愛梨を実感できる、まさにスタンダードな十時愛梨といえます。

もう一つのテーマは「家族」。記念日に家族のためにケーキを作ってあげるくらい家族想いな愛梨が、家庭について語るコミュは必見です。

think-airi.hateblo.jp

 

【恒常2】エレガンス・プラス

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いつもより、すこーしオトナ味の私をお届けです。味わってくださいね♪

シンボルのツインテールを解き、落ち着いたコーデ で大人な雰囲気を魅せてくれる愛梨。私服風の衣装も、遠いステージの上だけのアイドルではなくて、いつでも一緒に、そばにいるアイドル、十時愛梨らしい装いです。

恒常1とはガラリと印象が変わりましたが、「大人な表情」は愛梨がデビューのころからずっと目指していて、この数年のモバマスでも「大人な表情」が一つのテーマでした。その流れを汲んで、進化するアイドル十時愛梨を形にした、まさに「もう一つのスタンダード」なのです。

そんな真新しいコーデの中にも、実は十時愛梨のもう一つのシンボルである「ハート型のネックレス」が輝いています。それは彼女の変わらぬハートを表しているようでもあります。 

think-airi.hateblo.jp

 

【フェス限】プライベート・メイド

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用がある時は「愛梨」って呼んでください。ない時も、呼んでください♪

シンデレラフェス限定SSRの愛梨は、他のアイドルの特技の発動確率をアップする特技を持っていますが 、ゲーム上の性能だけでなく今回の愛梨はメイド服を着て色々と世話を焼いてくれます。実は愛梨がメイド服に袖を通したのは、モバマスで2回、ローソンコラボキャンペーンで1回。つまり今回で4回目になります。メイド服を4回着るほど、愛を尽くしてくれるアイドル十時愛梨なんです。

さらにコミュでは自身のアイドルとしての在り方についても触れています。サインに「いつもありがとうございます」と書き添えている彼女の、ファンに対する想いを、ぜひ聞いてみてください。

think-airi.hateblo.jp

 

【限定】パンプキンパーティー

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なにをされたら一番困るか、そ~っと教えてくださいねっ♪

ハロウィンにちなんだ限定SSRとして登場した愛梨のテーマは「いたずらっ子な魔女」。愛されるだけでもない、愛するだけでもない。意外とわがままでいたずらっ子、人の心を惑わすような妖しさが詰まった十時愛梨です。「Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜」にも通じる、艶かしくも危うい雰囲気を楽しんで頂ければと思います。

think-airi.hateblo.jp

 

愛される、だけじゃない。愛する、だけでもない。変わらないハートを抱きながら、進化を止めないアイドル。それが十時愛梨です。

4つのSSR、もしかするとそれぞれで全く違った印象を持った方もいるかもしれません。しかし、そのどれもが十時愛梨なんです。もうすでにどれか1枚SSRを持ってるよ、という方も、ぜひ、他の愛梨に出会ってみてくださいね。

Memo013 藤居朋と十時愛梨、その可能性

 

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今回は藤居朋ちゃん十時愛梨の関係について考えてみたいと思います。

 

そのきっかけはこちらのマシュマロ。 

 

これの回答で「朋も愛梨もいくぶん強引に人を幸せにしていきたがるフシがあるので、相性はすごく良いと思います。」 と書いたのですが、もう少し丁寧に書きたいな、と思ったので改めて書かせてもらう次第です。

 

 

■玩具公演の藤居朋

このところ、モバマスのツアーといえば安心と信頼の面白さを提供してくれる超優良コンテンツなわけですが、今回も最高でしたね。南条光ちゃんを軸に話が展開するのですが、後半からは朋が主人公なんだと実感させてくれる巧みなストーリー。とても良かったです。

 

特に印象的なシーンがこちら。朋が演じる占い人形の「トモ」が、一度は人間の世界に行ったものの、しばらくして人間に興味を持たれなくなり、失意のうちに玩具の世界へ帰ってきた…という独白の後、光演じるヒーロー人形の「ヒカル」に、もう一度、人間の世界へ行ってみよう、と誘われる場面です。そして、ヒカルはトモに占いをやってみるように促します。トモは、自分の占い機能は壊れてアンラッキーしか出ない、と渋るのですが、ヒカルは、その結果で人間の世界を目指すか決めればいい、と言います。そしてその結果は…

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「超ウルトララッキー」という結果が出たのです。

思い出してほしいのは、藤居朋本人とプロデューサーが出会った場面のことです。

占いでは今日は人生の転機になる日って出てたんだけど、
まさかアイドルにスカウトされるなんてね…。
でも昔から人前に出る仕事が向いてるって出てたし、
これはチャレンジするべきなのかも!
([ひな祭り]藤居朋)

そう、藤居朋がアイドルデビューしたのも、人生の転機が訪れるという占いが出た日だったんです。つまりこの場面、藤居朋本人の実体験とオーバラップしているとも言えます。

でも、それだけじゃないんです。

 

この場面、見方を変えると、決断に迷ったトモに、自分自身で占いで行くべき道を指し示していると、いえます。
そして、これと同じことを朋に言っていた人物が居たんです。

 

それが、十時愛梨です

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誰かが迷ったときは、いい占いの結果を
出してくださいっ!
十時愛梨

 

そう、玩具公演は海の家アイプロの上にも成り立っていたんです。

 

 

十時愛梨と南条光

ところで先ほどの場面をもう少し掘り下げるために、ヒカルと愛梨の違いに注目したいと思います。

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ヒカルは「占ってみよう」と提案こそすれども、出る結果や、その結果の受け止め方についてはトモに委ねています。自分の中に正義はあっても、それは押し付けることはしない、というのが南条光らしいところかな、と思います。*1

アイマスではないですが、西尾維新物語シリーズに出てくる忍野メメは「人は一人で勝手に助かるだけ。誰かが誰かを助けることなどできない」と言っていました。助かろうという意志のない人間は救うことができない、と言い換えることも出来ます。ヒーローものって、困っている人が助けを求めるから出動するわけですよね。だから、ヒカルもトモに人間界へ行こうとか、占いをやってみようとか誘うことはできるんですが、じゃあその結果をどう受け止めるかまでは踏み込まないんです。その線引きが、やはり南条光はヒーローなんだな、と思いました。

 

一方の十時愛梨です。

芝居でもなく素の状態で「いい占いの結果を出してくださいっ!」と言う勢いというか、無茶さ。言われた朋も「ハードル高いわね!」と返していますが、このやや強引なところが十時愛梨らしいところでもあります。

例えばSweetchesの顔合わせの際に、森久保乃々に「スイーツは好き?」と問いかけたくだりとか。

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ただ、強引と言っても、乃々の場合は仲間に引き入れるための発言だったり、十時愛梨の強引さは誰かのためを思っての強引さなんですね。ここが、実は光のヒーロー像と違っていて、愛梨は誰か幸せのために積極的に介入・干渉をしていくんです。

 

■「いい占い」とは

で、海の家アイプロに戻ると…。

えっと、朋さんはこのなかでは気配りが一番上手ですっ!
あと、誰かが迷ったときは、
いい占いの結果を出してくださいっ!

まず愛梨は朋を気配り上手だと評しています。

その上で、「誰かが迷ったときには」いい占いの結果を出せ、と言っているんですね。そしてそれが、「いいところをもっと出して、笑顔でお仕事しましょうっ♪」だということなんです。

 

ここでふと思うのが、「いい占い」って何だろう、ということです。

 

どこかの「母」が言っていたのですが*2、吉凶だけじゃなくて、その先どう生きていくかを示していくのが占いの役目だ、みたいな話をしていました。

愛梨が言っていた「いい占い」というのは、もちろん大吉とかを出して誰かの背中を押してあげる、という意味もあると思いますが、さらに、誰かが迷ったときに、占いの結果に関わらず行くべき道を示してあげて欲しい、という意味も含んでいたんじゃないかと思うんです。

悪い占い結果でも、それをバネにすればいいのよ、
プロデューサー
([ラッキーフォーチュン])

 

そしてさらに、これは朋の「いいところ」だと愛梨が考えていたんじゃないでしょうか。ファンを幸せに導いてあげたいと思っている藤居朋がいるからこそ、玩具公演のトモは、自分で自分に行くべき道を示していたんじゃないか、と。

なんか運悪いなーって時、みんなもあるよね。
でも俯かないで、手を伸ばしてみて?
あたしたちの歌が、みんなの心ごと掬い上げるから。
星たちが紡ぐ幸せのメロディが…ほら、聴こえるわ!
([フォーチュンモード]藤居朋+)

 

■まとめ

十時愛梨は、実は藤居朋の核心を突いていたんじゃないか、というお話をしてきました。

 

それ以外の面でも、落ち着きがないところ(例 Pに飛び込んでくる:[カップオブラブ]十時愛梨、[タラン・ミュージック]藤居朋)とか、勢いがある(見方によっては強引ともとれる)ところとか、似ている要素もたくさんあり、基本的に相性はいいと思います。

また、このブログでたびたび触れている通り、十時愛梨のアイドルとしての原動力は「大切に育てて見守ってくれたPやファンへの感謝、そして恩返しの気持ち」にありますが、藤居朋も「自分をラッキーにしてくれたPへの恩返し、そしてファンもラッキーにしたいという気持ち」があり、通ずるものがあるんじゃないかと思います。

思い切りの良さも似ている、というか朋のほうが専門学校をやめてアイドルになったりしているので、もしこの2人だけで共演する機会があれば、互いに互いの背中を押し合うような、そんな関係になるんじゃないかと思います。

 

スイートな魔法、かけちゃいますよ!
([あまほわギフト]十時愛梨+)

みんな、幸せになーれっ!
([ラッキーフォーチュン]藤居朋+)

 

こんな共演があったらいいなぁ。

*1:デレステの「Trust me」コミュでの南条光のスタンスについてはtokeiさんのブログ記事が詳しいのでご紹介しておきます。

Trust meから見える「アイドル」の想い - 淡さを形に

*2:もしくは私が脳内で捏造した「脳内の母」かも知れませんが…

【総選挙応援】特別編:十時愛梨Pの寄せ書きダイマ!

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愛梨がいない!!!

 

はい、総選挙中間順位の話です。
残念ながら第6回、第7回に続き、今回も中間圏外となってしまいました…
が!ここでこのまま三回連続圏外になるわけにはいかない…!

なので、企画を考えました。
愛梨Pからお便りを募集して、一つのブログにまとめちゃえば、最高にアツくて読み応えのあるダイマになるのでは?という企画です。

詳細: 予告:【総選挙応援】特別編:寄せ書きダイマしませんか? - think Airi project

 

 

ということで、さっそくお便りを紹介したいと思います。

 

十時愛梨のココが好き!」

  • 「友だちおもい、家族おもいなところ」

のーるさんからの投稿です。
そうなんですよね! 愛梨といえば「たーっぷりの私の愛…いっぱいいっぱい、受け取ってください♪(プライベート・メイド)」なんてのもあるくらい、「愛」がテーマのひとつですよね。
そして、あまり表に出てくる場面が多くはないですが、家族思いな点もポイントです。十時家が良い家族だからこそ、今の愛梨がいるんじゃないか、って思います。

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続いては長文で頂きました!

 

  • 愛梨の好きなところ?色々ありますが…
    おっぱい。え?結局それかよって?
    天然?脱ぎたがりの性格…そして大きなおっぱい。妄想しちゃうでしょ?夢があるでしょ?ドキッとするでしょ?ファンからすればアイドルと妄想は常に一緒にあるものだと思うんてすよね。いつかアップルパイ持ってきて会いに来て…万が一脱ぎ出そうとした日にはもうドキドキ…イチコロですね…妄想が止まりません。
    完全に男目線からのメッセージでごめんなさい。

 

ということでグラビア方向からのお便りです!
このブログではまだ取り上げていないんですが、モバマスの海の家アイプロがグラビアクイーンとしての愛梨の魅力が詰まっていまして、例えばこんなことも言ってました。

撮影のお仕事も、楽しいなぁっていつも思うんですっ。なんでだか、わかりますか?

『愛梨ちゃんのグラビアで元気が出ました』ってファンレター、やっぱり嬉しいですから♪えへへ…

 アイドルって、客席から遠い距離のステージ上で孤高に輝くアイドルとか、会いに行けて接近戦に強いアイドルとか、色々なタイプがありますけど、愛梨はグラビアを通して「あなたのアイドル」になるところが強みだと思います!

 

続いてのお便りです。

 

  • とときんの好きなところは、まずはやはり可愛らしい童顔とセクシーなプロポーションです!
    いつもファンやプロデューサーの為に頑張ってくれるところや、「感謝」の気持ちをストレートに言ってくれるところが大好きです!

そうなんですよね、セクシーでありながらキュートでもあって、そのバランスが良いんですよね!

そしてやっぱり「感謝」も外せない愛梨の魅力ですよね!毎回取り上げてますが、やっぱり本人が書くサインが最高のダイマだと思っています。

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  • 2種の恒常衣装がそれぞれクオリティの高い「ライブ衣装のアイドル」「グラビアアイドル」となっているため、スカウトチケット2枚あればMVやフォトスタジオを極限まで楽しめるキャラというところです!ハロウィンやメイドも良いですが、とりあえず担当をする敷居が低いことが素晴らしいです!
  • また、長過ぎず短過ぎないツインテールと大きな胸が「スターリースカイ・ブライト」「ディープスカイ・ブレイズ」と非常にマッチするところも推しポイントです!

そうなんです!恒常2枚のバランスがすごくよくて、ステージ上ではカップオブラブ、お出かけ先のARではエレガンス・プラス、どっちにも対応できるのが強いです。

ツインテールもいいですよねー。

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続いてのお便りです。(4/27 23時45分更新)

  • 雰囲気はゆるふわで甘いのに一生懸命で諦めず愛梨なりに努力しているところ

そうなんですよね! ファンのために常に上を目指しているところがあるんですよね。しかも、努力の泥臭さを表に出さずに、常にアイドルとして表舞台に立っているところも十時愛梨の強さだと思います。

 

続いて長文を頂戴しました!ご紹介します。

  • 十時愛梨というアイドルを初めて知ったのはモバマスの1stアニバーサリーアイプロです。当時は十時愛梨が初代シンデレラガールということも知らず、「この子可愛いな」ぐらいの感覚だったと思います。
    その後CDが発売され「アップルパイ・プリンセス」を聞き、歌詞を見て一気に惚れ込みました。 「君とならそう 私はプリンセス」「いつでもいっしょがいいんだもん」など、信頼する人とともに進みたいという思いが強く伝わり、なんて優しい良い娘だと感動しました。(他にも言いたいことはたくさんありますが省略します)
    追加されるカードでのセリフやサインに「いつもありがとうございます」と書き足しているところなど、周りの人への思いやり、優しさが十時愛梨というアイドルの最大の魅力であり、自分はそんな姿を支える存在でありたいと思うようになりました。
    同時に、第一回総選挙時にデレマスに、十時愛梨に出会っていなかったことをとても後悔しました。 始めた時にはすでに初代シンデレラガールで、第2回から上位アイドルの歌う曲が作られ、上位に立つことでCDという形が残るのに初代である十時愛梨には総選挙の曲がないままで、総選挙を重ねるごとに順位が下がっていくことが初代というのは過去の話で、十時愛梨の存在が忘れられていくように感じたからです。
    初代シンデレラガールだから十時愛梨を応援しているわけではありません。自分の中で「もっと輝いてほしい!」と思えるアイドルは十時愛梨以外考えられません。だからこそ自分の手で、他のプロデューサーと共にもう一度頂点へ十時愛梨を立たせてあげたい、もっといろんな人に十時愛梨の可愛さを、魅力を、知ってほしいと思っています。
    誰もが「このアイドルにもっと輝いてほしい!」という思いがあってプロデューサーとして活動していると思いますが、その魅力を伝えるきっかけが総選挙で、上位に入るということはそれだけ多くのプロデューサーに愛されるアイドルとして成長している、ということだと考えています。圏外だから不人気、という考えは全くありません。誰かが誰かのシンデレラであり、愛すべきアイドルです。自分の担当アイドルを持ち上げて他のアイドルを貶めるような行動を見たアイドルはそんなプロデューサーを見てどう思うでしょうか?
    自分はアイドルに誇れる、アイドルとともに歩んでいけるようなプロデューサーでありたいです。

私もデレステ以降からの愛梨Pなので、「自分の手で、他のプロデューサーと共にもう一度頂点へ十時愛梨を立たせてあげたい」というところは本当に同感です。初期レアで愛梨が「トップアイドルになって、プロデューサーはトッププロデューサーになって…」と言っているんです。

愛梨がトップアイドルになる、という部分は確かに初代という形で実現されているんですが、プロデューサーがトッププロデューサーになる、という部分は、後から愛梨Pになった人にとっては、まだ叶えられていない愛梨との約束なんですよね。だから「自分の手で」の部分、とくに共感します。

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続いてのお便りです。

 

  • 泣いてる子供をほっておけない優しいところ

デレステのコミュ4ですね!

ここもまた、愛梨の家族とか家庭に対する思いが詰まっていて素敵コミュです。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧頂きたいです!

 

 

続いてのお便りです!(4/28 12時30分更新) 

  • 愛梨の包容力と大学生らしく少し幼さを残した性格とのギャップに惚れて担当を始めました。ソロ2曲目となるヒトトキトキメキやデレステモバマスに追加された今までとはちょっと違った雰囲気の彼女が見られました。まだ十時愛梨には可能性があるということを知ってもらえたら…と思います。

そうですよね、18歳という年齢もありますし、童顔だけど大人な表情もできるようになってきて…というところが持ち味ですよね!特に最近では特訓前と特訓後のギャップも魅せ所になってきているのかな、と思います。どちらか片方しか知らない方にはぜひ見てほしいな、って、思っているんですけど、どうすれば伝わるのか…。

 

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愛梨へのメッセージ

こちらは私のコメントは挟まずに、愛梨Pの熱い気持ちをそのままご紹介します!
 

  • こちらこそ、いつもありがとうございます
  • 私が十時愛梨の存在を知ったのはデレステがリリースされてからです。初代No1と言われても…私はその栄光を全く知りません。デレステ前の愛梨を全然知らない。私が知ってからの愛梨は総選挙で言えば圏外しか味わった事がないのです。
    色んな場所で他のPさんの十時愛梨のお話を見てると正直知らないことばかりで新しい発見ばかり。プロデューサーとして担当アイドルの事を全然知らない。もっと勉強しなきゃならない… 私のプロデュースする十時愛梨はまだまだ初心者アイドルです…愛梨ちゃんごめんなさい。
    でも諦めませんよ?これからも一緒に成長してプロデュースさせて下さい。いつかNo1アイドルにしてみせます。いつかアイドルとして最高の景色を見せてあげます。約束します。
    こんな私ですが一生懸命プロデュースしますのでこれからもよろしくお願いします。  

予告:【総選挙応援】特別編:寄せ書きダイマしませんか?

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愛梨がいない!!!

 

はい、総選挙中間順位の話です。
残念ながら第6回、第7回に続き、今回も中間圏外となってしまいました…が、ここでこのまま三回連続圏外になるわけにはいかない…!ということで、企画を考えました。

 

 

愛梨Pの方から、お便りを募集します。

 

やり方は2つ!

 

・「十時愛梨のココが好き!」
長くても短くても構いません。十時愛梨をとにかく推してください。1単語とかでもOKです。私がなんとか話を膨らませますので!

そしてみんなのダイマを集めて「寄せ書きダイマ」を完成できればと思います!

 

・「十時愛梨にメッセージ!」

短くてもいいので、愛梨あてにお手紙を書いてみませんか?出会いや思い出のこと、いま伝えたいことなどなど、愛梨に伝えたいことをお寄せください!

 

 

緊急の企画なのですぐ締め切っちゃいますが、4/29の日付変わるころまでにTwitter(@nagasawa_p)にご一報頂くか、もしくはマシュマロをぶん投げてください。キャッチします。

marshmallow-qa.com

 

ラジオ番組のように、お便りを紹介しながらコメントを挟むような、そんな記事にして、愛梨Pの寄せ書きでダイマを完成させるような企画です。中間順位を見て、何かしたい、この思いをどこかにぶつけたい、というかた、ぜひご参加ください!

 

なお、他のアイドルをDisる記載はリスクが大きいので、私の判断で該当箇所を修正する場合があります。悪しからずご了承ください。

 

それでは、お便りお待ちしています。

Memo12 「夢見りあむ」は十時愛梨が倒します

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今回はこちら↓のブログにインスピレーションを受けて書いてみます。

好み分かれるかもしれませんが、力が入っているのでリスペクトとしてご紹介。

aiko-is-sanso.hatenadiary.com

 

 

さて、先に断っておくと。

「倒す」と書いていますが、私は、新人アイドルを倒そうという気は特にありません。

 

 

■じゃあ何で火中の栗を拾おうとしているのか

元記事では夢見りあむの対極にいるのが高森藍子だ、ということだったのですが、奇しくも私が一昨日こんなことを呟いていたんです。

 

というわけで、夢見りあむの相手をするのは十時愛梨です。たぶん。

 

って書くだけだと全然面白くないので、夢見りあむについて掘り下げて考えてみたいと思います。

 

いや単純に私が夢見りあむを考察したかっただけです。

 

 

■夢見りあむの本質は「炎上」なのか

まず考えておきたいのはここです。確かにモバマスではこんなことを言っています。

炎上でもいい! 目立ちたい!

ところが、もう一方ではこうも言っています。

意見はマシュマロに包んでそっと投げてほしい…甘い言葉だけくれ

この矛盾を抱えた2つの発言。さらに拾っていくと、支離滅裂とも思える発言が並んでいることに気づきます。

アイドルってのは尊くないとな?

アイドルは尊くなければいけない。でも炎上でもいいから目立ちたい。でも意見はオブラートに包んで欲しい…と、発言がことごとく矛盾しています。これが何を意味するかと言えば、高い目標やハイリターンに興味はありつつリスクを取れない。すなわち、夢見りあむは振り切ったことができない、ということなのかな、と思います。

 

そして、それが集約されているのが、これだと思います。

ヘラってないよ、ザコメンタルなだけ…

メンヘラにも成り切れない中途半端な自分を自嘲気味に評しているような、そんな気がします。

 

そして、デレステにおいては実際の炎上風景が描かれています。

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これのすごく面白いところは「アイドルってのは尊くないとな?」と「意見はマシュマロに包んでそっと投げてほしい…甘い言葉だけくれ」というモバマスの発言を、綺麗に膨らませる形でストーリーが描かれている点です。私は正直、モバマスからは夢見りあむを読み取るのがすごく大変だったのですが、デレステのこのコミュはわかり易いと感じました。

そして炎上の原因は「目立ちたい」というところではなく、むしろ「アイドルってのは尊くないとな?」というりあむの持論に現状の原因があるところも注目すべき点です。言い方を変えれば、周りに同調することなく自分を貫いて主張をしてみたけど、炎上に耐えられるほど強心臓ではない、というのがコミュ1の夢見りあむなのです。

 

こうやってデレステを紐解いてみても、夢見りあむは炎上商法でアフェリエイトで稼ぐような意味での「クズ」ではなくて、やっぱり中途半端な自分を自嘲して自らを「クズ」と読んでいるような気がします。ハッキリと「目立ちたがりだけど炎上は怖い」と言い切っていますし。

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なので、夢見りあむの本質は「ザコ」にあると、私は思います。もちろん今後の展開でどう化ける分からないですし、もしくは大観衆の声援を受けてもどこか「ザコ」さが残るような子になるかもしれませんが、今の時点での本質は「ザコ」にあるんじゃないかと思います。

 

 

十時愛梨は夢見りあむを倒せるのか

さて、もうひとつ夢見りあむについて言及したい点があります。それは「趣味」。

趣味:夜中の意味深ポエム、現場参戦

そう、夢見りあむはドルオタなんです。

 

デレステでは地下アイドルの現場に居て、「あんちゃんは頑張ってるから推せる」、「みーちゃんはステージより物販を頑張っちゃうからダメ」という評価を下しています。評価軸は「アイドルってのは尊くないとな?」にあることがわかります。

 

もう一つ。夢見りあむは、モバマスでもデレステでも「推し変」について触れているんです。これはドルオタとして、客席側で推し変していくオタクの姿を、そしてオタクに捨てられていくアイドルを見てきた夢見りあむならではの視点じゃないでしょうか。

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夢見りあむが客席側で身をもって感じてきた「推し変」。ドルオタとしては推し変は起こるものだし仕方がない、と感じているわけです。でも、炎上の下りを見る限り、恐らくりあむは推し変に対しても苛立ちとか、何か思うところがあったんじゃないかと思います。「がんばっているのに見放すなんて…」みたいな。

そして、アイドルとしては夢見りあむは「ずっと推してほしい」わけです。つまりこのコミュは、ドルオタとして苛立ちはありつつ抗えなかった「推し変」を、アイドルとして乗り越えていきたい、と、そう言い換えることができると思います。

 

さて、ここで私が何を思い出したかと言えば、[ほのぼの花歌]の十時愛梨です。

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そう、推し変なんかに負けず、時を越えて愛されるアイドルになるんだ、と宣言をしていたんです。
実際のところ、十時愛梨は直近2回の総選挙で圏外が続いていて、言ってしまえば「推し変されてしまった」側になりつつあります。それでも、末長く愛されるアイドルを目指す、という宣言をしたのが、この総選挙に入る直前、3月の月末ガチャだったわけです。

 

 

夢見りあむは十時愛梨を推すはずです。何しろ、彼女の持っている基準に照らせば完璧なアイドルなんですから。だって、こんなこと言ってますし。物販よりもステージを、しかもファンのためにという一心で頑張ってるアイドルですから。

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そして、十時愛梨が「アイドル」の夢見りあむを倒すことは無いでしょう。むしろ、ゼッケンズコミュの輝子やSWNコミュの乃々のように超可愛がるような気がします。

 

ですが、「アイドルは推し変されるものだ…」と抗えなかったドルオタとしての夢見りあむは、十時愛梨が戦っていく相手なのです。なぜなら、推し変されて仕方ないという空気を一掃してこそ、彼女が目指す「時を越えて愛されるアイドル」が実現するから。

そして、そこにはアイドルとしての夢見りあむも戦っていくことになるでしょう。だって「ずっとずっとりあむを推してほしい」ので。

 

 

十時愛梨と夢見りあむ。あいりあむ。いつかきっと「アイドルは使い捨て」だなんて言葉を消し去ってくれる、そんなステージを実現してくれることを願ってやみません。

 

…いや、「やみ」に掛けたダジャレじゃないです。。。