Think Airi 002「十時愛梨はこれまでに何回脱いだか」
十時愛梨と言えば「天然でよく脱ぐ」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、今回はこれまでにどれだけ脱いできたのか振り返ってみようと思います。
まずはモバマスの発言から「脱」という文字で検索を掛けてみた結果がこちら。
(アイドルギャラリー セリフ一覧から集計)
十時愛梨 | Pさん、ココ暑くないですか? 脱いで…ワンピでした… |
十時愛梨+ | Pさん、ココ暑くないですか? 脱いで…衣装でした… |
アニバーサリープリンセス+ | Pさんも熱いですか、上着脱がなくて大丈夫ですか? |
プリンセスバニー | なでなでされてたら熱くなってきたかも…脱いでもいいです!? |
スウィートトゥスウィート | 暑いので脱いでも~…ダメ~? |
スウィートトゥスウィート+ | 暑いので脱いでも~…ダメ~? |
夏のお届け | ふぅ…あっついけど、水着はこれ以上脱げないですね~っ |
夏のお届け | Pさん、ほら、スーツなんて、脱いじゃいましょうっ |
空のおくりもの+ | xxxxxxxxxxxxx |
1箇所敢えて伏せましたが、これは後で言及します。
このほかには、例えば思い出エピソードでは
「そうだっ、とりあえず、服を脱げば涼しいかもっ!」 [プリンセスバニー]
「事務所に着く前にコート脱いじゃいました!」 [ふわふわメイド]
また、シンデレラガールズ劇場でも、第33話、第822話などで脱いでいます。
こうやって眺めてみると、初期から最近に至るまで脱いでいることがわかります。と言っても、実は毎回は脱いでいないし、しかも2回は愛梨本人じゃなくてPのスーツの話だったりします。それと、突然脱いでいるわけではなく、暑くなって脱いでいる、ということもわかるかと思います。
続いてデレステ。ホーム画面やルームでの発言から拾ってみました。
デレステ共通 | なんだか暑いなぁ…脱いじゃおうかな |
デレステ共通 | ふむふむ…ここなら服を脱いでもいいかな? |
デレステ十時愛梨 | この部屋ちょっと暑いなぁ…脱ごうかな…あ、ワンピだった… |
パンプキンパーティー | xxxxxxxxxxxxx |
パンプキンパーティー | カボチャのお面を脱いでっと…え~?もう出番? |
パンプキンパーティー+ | えへへっ、ここまで脱いでもおっけーなんて、さすが魔女っ娘ですねっ♪ |
パンプキンパーティー+ | ブーツのままでいいんでしょうか?せめて、他を脱ぎますか~? |
絶対特権主張しますっ! | あ、すみません、ヒモほどいてもらっちゃって。ちょうど脱ごうと…ぁ |
絶対特権主張しますっ! | 終わった~ まだ、脱ぐのは禁止なんですか? |
絶対特権主張しますっ!+ | Pさんと一緒に成功を喜べるのはアイドルだけの特権なんですっ。あの~、もうひと肌、脱がせてくださいねっ♪ |
カップオブラブ+ | プリンセスは、ドレスを1枚1枚脱ぎながら、ステキになっていくんです! |
カップオブラブ+ | 脱いでも、脱ぎっぱなしはダメですよ~ |
プライベート・メイド | いくら私でもこれ以上は脱ぎませんよっ。ふぅ~…暑いですね… |
こちらはモバマスのリメイク [スイートバレンタイン]以外全て脱いでいるという結果になりました。と言っても、モバマスよりも登場頻度が低いので、そこまで大きな差はないと思います。内容面で特徴的なのは赤字にした部分。「脱ぐ」という単語を「成長」とリンクさせて使っています。
さて、忘れてはいけないのがモバマスのぷちデレラ。実はここにも該当する発言がありました。
ぷちデレラ | べつに、普段から服を脱いでるわけじゃないんですっ。気が緩んでるときだけで~ |
ぷちデレラ | 衣装選びって大変ですねぇ…。LIVEの早着替えには脱ぎやすい衣装がいいですねぇ |
ぷちデレラ | 踊ったら暑くなっちゃって…脱いでもいいですか? 下に着てますから~ほら…アレ…? |
ぷちデレラ | いっぱい歌ったら熱くなってきましたぁ…脱いでもいいですか、はふぅ~ |
ぷちデレラ | 私…すぐ脱いじゃうクセがあって…だから、脱ぎづらい服がいいかもしれませんね~ |
ご注目いただきたいのは2箇所。まず、「すぐ脱ぐクセがあることに自覚的である」ということ。そしてもう一点は「気が緩むと脱ぐ」ということ。
気が緩むと脱ぐ、というのはPに対して安心しきっている、と言っているわけです。ちなみに「暑くなるから脱ぐ」ということ以外の原因が一番明確に挙げられているのは、実はぷちデレラのこの発言。とんでもなくインパクトのあることを、さらっとぷちデレラで発言しているんですね。とんでもないことです。
さてもう一点、 脱ぐクセに対して自覚的である、という点ですが、ここでモバマスとデレステでそれぞれ1箇所ずつ伏せていた発言を見てみようと思います。
どちらも非常にインパクトのある発言だと思います。
まずはモバマスに2017年5月に登場した[空のおくりもの]。こちらはいつもの脱ぎグセを逆手に取って「Pが着せてくれた衣装は脱がない」もっと広く言えば「Pが掛けてくれたシンデレラの魔法は解けない」、愛梨をアイドルにしたPへの感謝であったり絆であったり、そういったものを表しています。
そしてデレステで限定SSRの一番手にもなった2016年9月登場の[パンプキンパーティー]。テーマは魔女っ子ですが、どちらかと言えば小悪魔的に翻弄する思わせぶりな発言が特徴的でした。こちらも脱ぎグセを逆手に取っていますが、乙女のイタズラ心を表現しているのが面白いところだと思います。
いずれにしても十時愛梨を語る上で、「脱ぐ」というキーワードが外せないものなのです。そして、「天然だからついうっかり脱いでしまう」のではなく、ときに確信犯的に、ときに重みのあるコンテクストの中で出てくるものなのだ、ということもわかります。
十時愛梨は何回脱いだか。それは数えることが出来ます。でも、その数以上の意味合いがそこにあることも、併せて言及しておきたいと思います。