Think Airi 001 十時愛梨がトップを目指す理由「それで、何するんでしたっけ」
プロデューサー! 私分かりました!
私がトップアイドルになれば
プロデューサーはトッププロデューサーになって、
それでえーっと私がトップになって、
アレ、どうするんでしたっけ?
(十時愛梨+)
モバマス版での十時愛梨の特訓後、特訓直後にでてくる挨拶文です。
ちなみにデレステ版は似てるけどちょっと違う。
プロデューサーさん、わかりましたよっ。
アイドルは、トップアイドルになるんですよねっ。
それで、プロデューサーさんが
トッププロデューサーになって…
それで、何するんでしたっけ
(デレステ版 十時愛梨+)
どちらにも共通する点は
・とりあえずトップアイドルになる
・愛梨がトップアイドルになると、Pも一緒にトッププロデューサーになる
・その先はよくわからない
という三点です。
(※モバマス版はテキストとしては「プロデューサー」呼びですが、ボイスでは「プロデューサーさん」に調整されています)
あっさり読んでしまいがちなセリフですが、実は色々と大切なんです。
・とりあえずトップアイドルになる
→実際に初代シンデレラガールになっちゃった。
・愛梨がトップアイドルになると、Pも一緒にトッププロデューサーになる
→直近に至るまでPと一緒にいたいという発言は度々登場する
・その先はよくわからない
→超重要
そう、十時愛梨はとりあえずトップを目指すけれど、その先はわからない子なんです。例えば佐久間まゆであれば「貴方が望んだ私の完成形」ですし、北条加蓮であれば「貴方が育てた私の晴れ姿」ですし、大抵の子にとって、トップがもつ意味合いってあるんです。でも、十時愛梨はトップを目指す理由も、ましてやその先もよくわからない。ここがすごくポイントなんです。
なぜなら、これこそが十時愛梨の現状に他ならないからです。
ですが、十時愛梨には、この先歩いていく道が必要なんです。なぜかと言えば、親愛度MAXの時の発言を見てみてください。
モバマスとデレステで挨拶の内容がほぼ同じ、と言いましたが、こちらもよく似ています。
Pさん、あのプロデューサーと一緒に居れば
トップアイドルになれると思うんですけど、
ずっと一緒に居てもいいですか?
(十時愛梨+)
もっとすごいアイドル目指しますねっ。
Pさんとならできると思うし…
だから、一緒にいてくださいっ!
(デレステ版 十時愛梨+)
そう、他ならぬ愛梨本人がPと一緒にいることを望んでいるわけです。だから、我々は愛梨に、トップになった先、一緒に歩いていく物語を描いてあげる必要があるんです。少しでも、愛梨と一緒にいてあげるために。
では、この先から今までの間にどんな物語があったのか。それは次回以降見ていくことにしましょう。