think Airi project

十時愛梨を考えるブログ。




Think Airi 017 親愛度MAX演出から振り返る十時愛梨のあゆみ1

f:id:kqnagasawa:20190406203555p:plain

初期レアから2019年3月末の[ほのほぼ花歌]に至るまでの「親愛度MAX」演出を振り返りつつ、これまでのモバマスにおける十時愛梨の歩みを振り返ってみたいと思います。

 

■初期レア

f:id:kqnagasawa:20190406203555p:plain
f:id:kqnagasawa:20190406203610p:plain

まずは初期レアの特訓前。天然という自覚があったり、恥ずかしがっているところがかえって新鮮だったりします。Pがフォローしてくれたことについて言及がありますが、ぷちデレラのぷちエピソードとも共通していますし、この先しばらく「Pがいるからこそアイドルのお仕事ができる」という趣旨の発言が登場します。「アップルパイ・プリンセス」の「君とならそう私はプリンセス」も、この初期レアの延長線上にあるといえるでしょう。

一方の特訓後は、まずアイドルコメントでトップアイドルを目指すと宣言しています。それどころか、Pもトッププロデューサーにする、とも言っています。

私がトップアイドルになれば
プロデューサーはトッププロデューサーになって、
それでえーっと私がトップになって、
アレ、どうするんでしたっけ?
とりあえず、トップが目標です!

親愛度MAXで「一緒に居ればトップアイドルになれると思う」という確信にまで至っているわけですが、他の子ではカード数枚を掛けてその境地に達する子もいますよね。初期レアの特訓後ですでにこの信頼関係に至っている、というスピード感が十時愛梨の特徴的なところだと思います。

ちなみに特訓後の親愛度MAXは「アップルパイ・プリンセス」の「いつでも一緒がいいんだもん」につながっているとも言えます。

 

■スイートバレンタイン

f:id:kqnagasawa:20190406203620p:plain
f:id:kqnagasawa:20190406203629p:plain

特訓前は初期レアに引き続き「トップアイドル」について言及しています。Pが逆プロデュースされかけていますが。

特訓後も「トッププロデューサー」というフレーズが出てきます。メタ視点で考えると[スイートバレンタイン]は2012年に行われたイベントでのランキング上位報酬でしたので、まさに「トッププロデューサーさん限定あいり」だったわけです。

そのあたりが考慮されているのかは不明ですが、デレステに移植された際には「トッププロデューサー」というフレーズは消えています。

Pさんと頑張ってきて、私、毎日がお菓子みたいに甘い気分です♪
なので、プレゼントですっ私の唯一の特技だし、
やっぱりケーキって思ったんですけど…
あの、すみません、おうちに忘れちゃいました…
だからっ!今日は愛梨をプレゼントですっ。
Pさんっ、なんでもリクエストしてくださいね!

 

■シンデレラガール

f:id:kqnagasawa:20190406203640p:plain
f:id:kqnagasawa:20190406203651p:plain

初期レア、バレンタインと「トップ」に言及したおかげか、本当にトップを獲ってしまって登場したのが、言わずもがな[シンデレラガール]。

特訓前は密着取材で自宅に取材が入ったときの一コマで、どういうわけだか愛梨が物理的な密着をしてくる流れになっています。ただ、初期レア特訓後の「ずっと一緒に」と通じる点もあって、タイトルをとっても変わらない十時愛梨らしさが出ているんじゃないかと思います。

特訓後は感極まってうっすら涙を浮かべているシーン。「プロデュースしてくれなきゃ、ダメみたいですっ!」と、さらなるプロデュースを必要としていることを、明確に示している発言です。

これは「シンデレラガール」という称号を手にしても、更に十時愛梨はPと歩み続けるということを愛梨Pに対して示しているという意味もありますが、それだけではありません。すべてのPに対して、十時愛梨だけでなく、これ以降に誰がシンデレラガールになったとしても「シンデレラガール」はエンディングではない(Pの手を離れたり引退したりするのではなく、引き続き高みを目指して歩んでいく)、ということを提示した瞬間だとも言えます。

 

■アニバーサリープリンセス

f:id:kqnagasawa:20190406203703p:plain
f:id:kqnagasawa:20190406203711p:plain

1周年アニバサリーのアイプロという節目を意識して、「これまでの感謝」というところを強調した内容となっています。

特訓前は「全然寒くない!」といった直後にくしゃみをして、気づけば雪が降っていた、というシーン。今回の親愛度MAXはゲーム内で実際に演出を再生してみると、次のような順番でセリフが現れます。

あの、寒いですし、もうちょっとくっついてもいいですか…? 

Pさん、私のプロデュースで忙しくなかったですか…?

あっ、あのっ、なんか寒い気がしてきたんですけど…
なんだか顔があつい気がしてきました…!あれ、おかしいですね…!?

「寒くない」と言っていたのに、くしゃみをして、「寒いから」といってくっついてきて、近くなった距離から「忙しくなかったですか?」と尋ねてきて、「なんだか顔があつい」と言い出す…という、一連の流れをイメージしてください。場面ごとに感情を隠さないで真っ直ぐにぶつけてくるところも、十時愛梨の魅力だと思います。

 

■CDデビュー

f:id:kqnagasawa:20190406203723p:plain
f:id:kqnagasawa:20190406203732p:plain

「CD」は、勿論みんな大好き「アップルパイ・プリンセス」

でもパイではなく手作りのケーキを作って持ってきてくれたのが特訓前。チョコプレートのメッセージを伝えたくてわざとケーキにしたのか、その真意は愛梨だけが知るところです。ちなみに[スイートバレンタイン]でも手にケーキを持っていますが、そのときにはまだ「for you!」という表現だったので、そこから更に親愛度が上がっていることも伺えます。

特訓後は…もうこれすごいこと言っていますけど、「アップルパイ・プリンセス」は十時愛梨が書いた曲では無いけれども、確かに十時愛梨の気持ちに沿った曲であることがわかる発言だと思います。「君の笑顔見たいんだもん」とか「いつでも一緒がいいんだもん」とか、そういう歌詞をPにも向けてくれているのかな、と思います。

 

 

この記事ですが、長くなることが必至なので続きは別記事にしたいと思います。

次回は[プリンセスバニー]から。