think Airi project

十時愛梨を考えるブログ。




Think Airi 020 親愛度MAX演出から振り返る十時愛梨のあゆみ3

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初期レアから2019年3月末の[ほのほぼ花歌]に至るまでの「親愛度MAX」演出を振り返りつつ、これまでのモバマスにおける十時愛梨の歩みを振り返る企画の3回目です。

1回目はこちら。 

think-airi.hateblo.jp

 

(余談1)マッスルキャッスル

モバマスに直接登場したわけではありませんが、時期的にはここで2015年のアニメ放映がありましたので、取り上げておきたいと思います。十時愛梨は「マッスルキャッスル」のバラエティ番組の司会として登場し、川島瑞樹と共演しています。ここでキャスティングについて考えてみると、川島さんのほうは元アナウンサーということで、とてもわかり易い人選なのですが、ペアを組むのが愛梨というのがやや意外な印象を受けます。

 

ここは色々と考察の余地があるところですが、グラブルコラボでは「アドリブが得意」と明かされている点であったり、もしくはマイペースゆえにペースが乱れないというところが合っていたのかもしれません。

少なくとも、[シンデレラドリーム]のように「しっかりしてきた愛梨」が見られるようになってきた時期でもあったので、そつなくお仕事する愛梨がアニメで見られたのも、よく考えれば自然だったといえます。

 

■いっしょにえいっ!

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特訓前は十時愛梨の得意種目(のはず)テニス。「(のはず)」と付くのは、思い出エピソードのほうで「テニスサークル所属だけどマネージャーで、ゲームではほとんど勝てない」ということが明かされているので、得意と言って良いのか若干疑問が残るためです。いや、愛梨本人も自覚しているんですよね。こう続くので。

でも、これってたぶん、私の実力じゃないですよね?
だって、打つたびに、プロデューサーさんが
優しく返してくれる気がしたから♪

Pとラリーを重ねて、そして親愛度MAX演出につながるわけです。相変わらずボタン飛んでますけども。

「スポーツ」というテーマに関しては、「思い出エピソード」で不安を吐露していましたが、特訓後では案の定転倒しています。それでも頑張ったこと、そして頑張ったことを褒めてほしいと甘えてくるところ、どちらも十時愛梨らしいのではないでしょうか。

 

■夏のお届け

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アイプロ「おいでよ!海の家」のランキング上位報酬での登場。

特訓前は海の家の看板娘としてジョッキコーラとラムネを運ぶ様子。「思い出エピソード」では、アルバイトもあんまりやらせてもらったことがないし、出店的なものも友達から「座ってるだけでいいから」といわれてやらせてもらえなかったことが明かされています。ある意味箱入り娘のような育ち方をしてきたことが伺えます。人によってはこのエピソードから、ディズニープリンセスにある「外の世界を知らずに育ってきたお姫様が冒険を始める」という構図を感じる、という指摘もあって、なかなか面白いところです。

 

ちなみに、元気すぎてコーラこぼしてるし、泡が大変なことになりそうです。だけど、可愛いからいいんです。ところで似たようなシチュエーションが、実はコミック「アイドルマスターシンデレラガールズ WILD WIND GIRL」の6話(単行版2巻)に収録されています。そこでは卯月がミスで飲み物をお客さんにぶちまけてしまったのですが、愛梨が駆けつけます。

今ふきますから じっとしててくださいねっ

続けて周子が代わりの飲み物とサービスのかき氷を持ってきて場が収まるのですが、これを見た拓海が「スゲーなアイツ…拳も使わずに場を収めやがった」と評している点が印象的でした。

 

特訓後は水辺でのグラビア撮影。ありそうでなかった水着での撮影でした。

すっごく楽しいんだところとか、顔が赤いこととかは、アイプロのコミュで存分に描かれていましたので、そのことはまた機会を改めてご紹介したいと思います。

 

■ビーチガール

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上位報酬の[夏のお届け]に対応するレア報酬として登場したのが、こちら。コンセプトも共通で、とにかく夏を楽しもう!という気持ちが伝わってきます。

 

(余談2)とときら学園

続いて秋のアニメの2期では「とときら学園」の司会として諸星きらりと一緒に年下のアイドルに囲まれながらお仕事をします。途中で年下って感じじゃないアイドルもゲスト出演してきますが、コンセプトとしては学園モノのお困りごとお助けバラエティでしたので、年下のアイドルとの共演という面を考慮して、諸星きらりと視界に選ばれたのではないかと思われます。

十時愛梨の年下への接し方と言えば、ゼッケンズでの輝子やSwitchesでの乃々のように、敬語で年下であっても一人のアイドルとして接する面があります。

「とときら学園」でも悩んだ末に園児服にギャルコーデを施して出演してきた莉嘉に、園児なのにギャルコーデなんですね、と率直に聞いてしまう場面がありますが、莉嘉が自信たっぷりに応えて、悩みを振り切ったことを示しています。このやりとりが物語のオチとして重要な場面であることは言うまでもありませんが、このやりとりを自然に投げかけられるのは、年下を尊重しつつも遠慮せずに近い距離に入っていく愛梨だからこそ、だと思います。

 

■スウィートサマーナイト

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特訓前は浴衣姿で花火。手持ち花火でハートマークを作って「愛梨がPさんにお届けする光のメッセージは、こ・れ・ですっ♪」とか言っちゃうのがもうかわいいんですが、親愛度MAXで花火が終わっちゃうのが味があります。

最後に残った線香花火一本を、ふたりで仲良く。夏の思い出と呼ぶにふさわしい光景じゃないでしょうか。

特訓後は大きな打ち上げ花火を背にライブ。特訓前はPと二人、特訓後はライブ、という構図は[スウィートトゥスウィート]と同じですね。手持ち花火で始めた特訓前が線香花火で終わり、そして打ち上げ花火とともに始まった特訓後が、夏の熱を帯びた余韻とともに終わる親愛度MAX演出。今振り返ると、このころから十時愛梨の言動に情緒性が出てきているように思います。

 

ホーリーリゾートナイト

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夏の夜の次は冬の夜。テーマはクリスマスですが、特訓前は南半球での温かいクリスマス、特訓後もビキニサンタ、とちょっと変化球が入ります。

特訓前は初めてツインテールを解いた姿を披露しました。なぜ南半球に行ったのかといえば「思い出エピソード」にあるとおり、愛梨が「寒くないクリスマスがいい」とおねだりをしたから。そう、お仕事じゃなくてプライベートで南半球に行ってるんです。

そういう経緯で南半球に行ったので、温かいのは当たり前なのですが、それでも日が沈むと少し寒くなったらしく、近くに寄っていいかと聞いてきます。これ、[アニバーサリープリンセス]を彷彿とさせる場面です。

 

特訓後はたくさんのプレゼントに囲まれたビキニサンタ。親愛度MAX演出では、[ふわふわメイド]のときのように、ずっと一緒にいる宣言をしてくれます。ちょっと面白いのはこれ。

Pさんも、お揃いのサンタさんフードをかぶりましょっ♪

ペアルックを促してくるのはいいけど、ビキニサンタのアイドルと、スーツ姿のPがサンタさんフードを被ってるシーンってちょっとシュールなような…。でもこれもある種「いつでも一緒がいいんだもん」なんですよね。

 

次回は[空のおくりもの]から。