think Airi project

十時愛梨を考えるブログ。




Memo011 久しぶりに十時愛梨のダイマ資料を作った話

 

 今回こちらのダイマを作成しましたので、その話をします。

 

ダイマは書き始める前に勝負が決まる(と思う)

まずはこちらを御覧ください。

www.youtube.com

スティーブ・ジョブズのプレゼン、といえば、2007年のiPhone発表とか2008年のMacBook Air発表とかを思い出す人が多いと思うのですが、私が一番好きなのは1997年にボストンで開かれたMacworldの基調講演です。

話すと長くなるので結論を言いますが、このこときのAppleは倒産寸前でジョブズは追い出されていたAppleに帰ってきたばかり。そんな状況で、ジョブズは「デザイン分野と教育分野に強みがあるので、そこに注力する」と宣言します。

 

実はこの方針はiMaciPhoneなどで経営が回復した今も大切にされています。2018年にAppleが開いた発表会は4回ありましたが、そのうちの2回、3月は「教育」、10月は「クリエイティブ」がキーワードでした。

天才的なプレゼン力を持つジョブズですら、マーケティングの基本であるターゲティングとポジショニングをやっていたんです。私も、ターゲティングをポジショニングをするべきですよね。だって、アップルパイ・プリンセス担当だもの。

 

十時愛梨のポジショニング」とは

これは私見なので、正解かどうかはわかりませんが、下記の点があると考えています。

 ・「初代シンデレラガール」ということは、知られている

 ・その情報止まりの人も、多い気がする

 ・一回でシンデレラガールになってしまったため、総選挙で注目されにくい

 ・ゆえにダイマが出回りにくく、知りたいという需要も少ない

 ・ガシャで出て、担当外の人にもとても喜ばれることは多い

 

つまるところ「なんとなく知っているけど、それで満足している状態」で止まる人が多いのではないか、という見立てです。

 

なので、「あなたが知らない十時愛梨がいる」という点に注力して、見た人が「十時愛梨はまだ知らないところがある」「十時愛梨を知りたい」というマインドに持っていくところにゴールを設定しました。

 

「みんなが知らない十時愛梨」を考える

次に考えたのはダイマの構成。

Twitterなので画像は4枚ですが、1枚はイントロ、もう1枚はまとめに使うとすると、実質的に使えるのは2枚だけになります。この2枚をどう使うか。

先に考えたポジショニングに従えば「十時愛梨が初代シンデレラガールである」こと以外を語りたいところです。なので、シンデレラガールに選出されて以降の歴史を紐解くことにしました。

そして、これは時期が良かったのですが、十時愛梨には「ソロ2曲め」と「SSR4枚め」があったので、それぞれのテーマ「表情」と「歌」について説明することとしました。どちらも「表現力の成長」というテーマで括れるので、2枚は並列するような形で置いています。

 

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実はそれぞれの内容はすでにブログで記事にしているのですが、文章量が多すぎるので簡潔にまとめようと思っていたところでもありました。画像2枚にまとめることができて、いい機会でした。とくに「ヒトトキトキメキ」のほうは図示しないとわかりにくいと感じていたので。

think-airi.hateblo.jp

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その他に考えたこと

とにかくたくさんのダイマが作られるので、他に無いようなデザインを作ろう、と考えました。よくあるのが白地に文字数が多いものなので、今回は逆手に取って暗めの背景に白文字を採用しました。
文字量を減らす、という方向性も考えたのですが、今回のターゲティングが「なんとなく知っているけど、それで満足している状態」の人に、まだ「知らない十時愛梨がいる」ことを気付いてもらうことなので、こればかりは文字を使ってきっちりと語り落とさないといけない、と思い、このスタイルにしました。

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おわりに

総選挙を目前に控え、色々な人がダイマを作ろうとしていると思います。そんな中で手の内を明かすような記事を書いて大丈夫か?と思うかたもいるかも知れませんが大丈夫だと思っています。
なぜなら、十時愛梨の立ち位置はすごく特殊だから。正直なところ、ここで述べた大半は、十時愛梨くらいにしか通用しないと思います。もちろん、思想のメソッド的な部分は広く使えると思いますが、これはダイマというよりも、マーケティングの一般論なので。

そして、私自身も今後、同じスタイルのものを作るかどうかは、わかりません。

十時愛梨も進化をするので。それに合わせたダイマを作りたいと思います。

 

だって、言ってたじゃないですか。愛梨がトップになって、Pもトップになる、って。

最高のアイドル十時愛梨をきちんとダイマできる、最高のPになりたいと思います。

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※まったくの余談

背景には以下のカード絵を加工して使用しています。

・[シンデレラガール+] シンデレラガールを獲った時点を暗示させるため

・[空のおくりもの+] 大人な雰囲気の愛梨の原点といえるから

・[ほろふわシフォン+] 愛梨が歌ってるシーンで最新のがこれだから

・[プライベート・メイド+] ファンへの思いを一番丁寧に語っているから